2011年10月22日(土)開催
「第1回 ぬくもりのまち調布検定」の参考問題です。
受験される方は一度この問題及び公式サイトトップページ
にリンクされている各分野の参考問題を解いておくことをお薦めします。
受験されない方も是非どうぞ。受験申し込みの締め切りは9月15日(木)です。
【問題】
2016年のオリンピック招致はできませんでしたが、
1964年の東京オリンピックと調布の繋がりで
間違っているものは、次のうちどれでしょうか?
1:渋谷の米軍宿舎が日本に返還されオリンピック村となり、その代替施設として関東村住宅施設ができた。
2:東京オリンピックを機に、訪れる外国人観光客に恥ずかしくない景観を作り出すため、ポリエチレン製容器のごみ箱に変わった。
3:20km競歩の折返し地点が、調布市飛田給の甲州街道だった。
【答え】3
1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの選手村
(現在の国立オリンピック記念青少年総合センターの場所)は、
それ以前は「ワシントンハイツ」という米軍将校家族宿舎でした。
東京オリンピック開催を機にこの場所は日本に返還され、
その代替施設が現在の調布飛行場付近に建設され、
「関東村住宅地区及び補助飛行場」となりました。
また、昭和35年ごろまでは、各家庭から出るごみは、
家の前に置かれた木製やコンクリート製のごみ箱にため置きされ、
これを回収車が収集していました。
ところが、昭和37年、東京オリンピックに向け、
外国人観光客に恥ずかしくない、きれいな東京の景観を作りだすという発想から、
当時の建設省によりごみ箱の撤去命令が出されました。
この時期からごみ箱は、ポリエチレン製の容器よる
収集方法に切り替えられていきました。
調布市内に関連する競技は、
甲州街道がマラソンと50km競歩のコースとなったため、
飛田給がマラソンの折返し地点となりました。
甲州街道の味の素スタジアム前付近に、看板が設置されています。
50km競歩の折返し地点は府中市緑町にあり、
同じく看板が設置されています。