世の中には、本当にいろんな情報が氾濫してます。
一方で、人々の時間の使い方や余暇の過ごし方が多様化してくると、必要な情報が必要なときに、必要な人に、ますます届きにくなってきており、行政も商店も、市民団体も、どうしたら情報を必要な人に届けられるかで、頭を抱えてます。
必要な情報を必要な人に届けるために、まずできること。
それは、行政も、 街のお店も街のお店を束ねるような団体も、市民団体も 市民団体を束ねるような団体も、現在バラバラに情報発信している、という状況の改善です。
このバラバラに発信されている地域情報をまとめるホームページを作り、ここを出発点として必要な情報を探すことができるホームページが必要だと考えました。
それは、 「既存の何十億ものホームページを対象にしている、YAHOO!やGoogleなどの検索エンジンで一生懸命探して、なんとか辿り着けた」ということではなく、調布限定ではあるけれども、みなさんの必要な情報がもっと的確にみつかるようなホームページです。
仮に、この「調布どっとこむ」が「欲しい地域情報」が見つかるようなホームページになれば、「調布どっとこむ」を見た みなさんは少しでも多くの時間をこの「調布市」で過ごしてもらえるようになるのではないかと考えております。
そして、「調布市」で過ごしていただける時間が少しでも増えれば、「調布市」でより多くの消費活動をしていただけるようになり、「調布市」で使われるお金も増えるでしょう。
そうすると、地域経済が活性化し、もちろん、それに伴う様々なコスト増の要因もあるかと思いますが、単純に考えれば、それで行政の歳入が増え、税金が安くなることはないかもしれませんが(~_~、
より良い行政サービスを期待しても良いはずです。
一方で、みなさんはあまり意識されないかもしれませんが、街で行われている様々なイベントやサービスって、
市民の方々のボランティアで行われているものもたくさんあるんです。
「調布市」で過ごす時間が多くなると、「調布」という街に愛着も覚え、帰属意識も高まり、「調布市」が抱える問題点などを考えさせられる機会も多くなると思います。
そうなると、そのような問題の解決を目指している「ボランティア団体」や「市民団体」「サークル」といったものへの関心も高まります。
こうした団体へのみなさんの積極的な参加も場合によっては、行政の支出を抑えることにもつながります。
このような流れが、
- 「人とお店」
- 「人とイベント」
- 「人と団体」
- 「お店と団体」
そして一番大事な
- 「人と人」
といった交流を生み出し、それが「地域コミュニティーの活性化」につながると信じています。
そして、「地域コミュニティーの活性化」は様々な地域問題の解決につながると考えています。
わかりやすい例だと、地域の住人同士の交流ができている村は、出生率が高いというデータがあるそうです。
きっと、回りのみなさんが子育てを協力してくれるので、安心して子どもを産める環境なのでしょう。
それ以外にも、「調布市」でおこっている様々な小さな犯罪や、調布市でいつ起こってもおかしくない、マスコミをにぎわすような大きな事件、環境や教育の問題、そのようなことが全て、この「地域コミュニティーの活性化」により何らかの根本的な解決の糸口になるのではないでしょうか。
また、ホームページだけではなく、地域のタウン誌や他の地域メディアとの連係も積極的に行っていく一方、調布の情報の集約場所としての「調布市地域情報・観光センター」のようなリアルなインフォメーションセンターの設立といったネットでの情報の受発信が困難な方への対応も、将来的な可能性として検討しております。
まずは、調布市の「地域コミュニティーの活性化」を実現できる媒体として、みなさんに認められる地域メディアになれるよう、ぜひみなさんと一緒に「調布どっとこむ」を育てていけたらと思います。