2011年10月22日(土)開催
「第1回 ぬくもりのまち調布検定」の参考問題です。
受験される方は一度この問題を解いておくことをお薦めします。
受験されない方も是非どうぞ。受験申し込みの締め切りは9月15日(木)です。
【問題】
調布市内を東西に通る甲州街道(旧甲州街道)は、
江戸幕府によって整備された五街道の一つですが、
この街道が作られた目的は次のうちどれでしょうか?
1:甲府金山からの金を江戸城に運ぶため
2:西国大名が参勤交代の際に下諏訪から江戸まで近道であるため
3:江戸城陥落の際の避難路と想定されていたため
【答え】3
現在の甲州街道は、江戸時代には甲州道中と呼ばれ、
江戸日本橋から内藤新宿、八王子、小仏峠、甲府などを経て
下諏訪で中山道に合流するまでの間、38宿が置かれていました。
この街道は、徳川家康が江戸入府に際し、
江戸城陥落の際の甲府までの将軍の避難経路として使用されることを想定し、
整備が進みました。
ちなみに、下諏訪(長野県)から江戸(東京)までの道のりは、
中山道よりも甲州街道のほうが短いのですが、
西国の各大名は中山道を使って参勤交代を行いました。
これは中山道のほうが沿線のインフラ整備が行き届いていたことと、
物価が安かったことが主な理由と言われています。
「第1回 ぬくもりのまち調布検定」公式サイト