3月24日13時16分配信の時事通信社のニュースによると、東京都は24日、葛飾区の金町浄水場で同日午前6時に採取した水道水の放射性ヨウ素131は、厚生労働省が定めた乳児向け飲用基準の暫定規制値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回る79ベクレルに低下したと発表した。都は「乳児が水道水の摂取を差し控える必要はない」として、同浄水場が水を供給している23区と町田など5市に対する摂取の自粛要請を取りやめた。
とのことです。
調布市HP(3月24日発表)の写し
 3月23日(水)午後,東京都水道局が発表したところによりますと,金町(かなまち)浄水場(葛飾区)の水道水から,食品衛生法に基づく「乳児の飲用に関する暫定的な指標値」を超える放射性ヨウ素が検出され,23区,武蔵野市,三鷹市,町田市,多摩市,稲城市においては,乳児による水道水の摂取を控えるようにとの注意喚起がありました。(既報)
 東京都水道局では,これらの対象地域に対しては,飲料水の緊急搬送を3月24日(木)から実施するとのことです。
 東京都による放射性物質の測定結果は,次のとおり公表されています。(3月23日9時測定)
○金町浄水場(江戸川水系) 190ベクレル/kg(前日 210ベクレル/kg)
○朝霞浄水場(荒川水系) 不検出(前日 不検出)
○小作浄水場(多摩川水系) 不検出(前日 32ベクレル/kg)
 なお,東京都水道局では,当面,毎日測定し,東京都のホームページで公表することとしています。
(参考)食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値 100ベクレル/kg
 調布市の水道水は,朝霞浄水場(埼玉県)と小作浄水場(羽村市)からの水が,東村山浄水場を経由して送られ,調布市の地下水をブレンド(平成21年度は約3割)して供給されています。朝霞浄水場でも小作浄水場でも指標値以下の測定結果であり,東京都からの注意喚起等はありません。
詳しくは東京都のホームページ  http://www.metro.tokyo.jp/  をご覧いただくか,
○東京都水道局多摩お客さまセンター 042-548-5110 e-mail:tama-center@waterworks.metro.tokyo.jp
○臨時相談窓口 03-5320-4657(9時~18時) へお問い合わせください。
また,多摩地域の配水区域のご確認は,
○多摩水道改革推進本部 042-527-6781 へお問い合わせください。
調布市HP3月23日公開ページ
東京都水道局のプレス(PDFファイル)